年に数回しか使わないキャンプ用品、買ったきり使っていないカメラ、季節限定の家電。こうしたモノを必要な人に貸し出せば、収納の場所を有効に使いながら、レンタル料を受け取れる可能性があります。ただし、収入になるかどうかはモノの需要や価格、時期によって変わります。この記事では、貸し出しを始める前に考えておきたいことを、注意点も含めて整理します。

貸し出しに向いているモノ、慎重に考えたいモノ

向いているモノ

  • 使う頻度が低く、普段は置いておくだけになっているモノ
  • 「買うほどではないが、この日だけ使いたい」という需要がありそうなモノ(カメラ・撮影機材、アウトドア用品、家電、工具、スポーツ用品など)
  • 状態を写真と文章で正確に伝えやすいモノ
  • 付属品や使い方を説明しやすいモノ

慎重に考えたいモノ

  • 壊れたら困る、思い出の品や代わりのきかないモノ
  • 傷や汚れがつくと、その後の使用や売却に大きく響くモノ
  • 扱いに専門的な知識が必要で、説明が難しいモノ

価格の決め方と、受け取れる金額

トナカリでは、レンタル価格を「1日あたり」で設定します(500円以上の整数)。借りる期間の日数(開始日と終了日を含めて数えます)を掛けたものが本体価格になり、貸す人には、この本体価格から手数料15%(1円未満は切り捨て)が差し引かれます。借りる人は、本体価格に10%の手数料を加えた金額を支払います。

例: 1日1,000円で出品し、3日間借りられた場合

  • 本体価格: 1,000円 × 3日 = 3,000円
  • 貸す人の手数料(15%): 450円
  • 貸す人の受け取り: 2,550円
  • 借りる人の支払い: 3,000円 + 300円 = 3,300円

価格を決めるときは、借りる人の支払い額が本体価格より1割ほど高くなること、貸す人の受け取りが本体価格より1割5分ほど少なくなることを頭に入れておきましょう。同じようなモノが他にどんな価格で出品されているかを、出品一覧で見て参考にする方法もあります。

出品一覧で、他の出品の価格を見てみる

借りたくなる出品ページの作り方

  • 写真は1枚以上必須で、最大5枚まで。正面だけでなく、傷や汚れのある部分、付属品もそろえて写す
  • タイトルは100文字以内。モノの名前と型番、用途が伝わるようにする
  • 説明は4000文字以内。状態、付属品、使い方の注意、返却時にそろえてほしいものなどを具体的に書く
  • 貸出可能期間は任意。貸せない期間があるときは、あらかじめ設定しておく
  • 受け渡しは全ての出品で配送が前提。対面でも受け渡せる場合は、「対面での受け渡しも可能」にチェックを入れる

貸す前の状態を正確に書き、写真に残しておくことは、あとで破損や返却の遅延があった場合に、状況を説明する材料にもなります。

破損・返却の遅延があったとき

人に貸す以上、モノが壊れたり、返却が遅れたりする可能性はゼロではありません。トナカリでは、そうした場合に、貸す人が運営に対して請求を申請できる仕組みがあります。

  • 貸す人が、状況の説明と、任意で写真を添えて請求を申請する
  • 運営が内容を確認し、承認するか却下するかを判断する。承認する場合の金額は、申請額の範囲内で運営が決める(申請額から減額されることがある)
  • 承認された場合に、借りる人が予約時に使ったカードへ、承認額が追加で請求される
  • 追加請求が完了すると、破損の場合は承認額の全額、返却遅延の場合は承認額から手数料15%を差し引いた金額が、貸す人に送金される
  • 借りる人のカードへの追加請求が完了しない場合、貸す人は受け取れないことがあります(その場合は運営から連絡することがあります)

破損の請求額の上限は、貸す人が申告している「商品の想定価値」(任意)で、請求を申請した時点の申告額が上限です。未入力の場合は、予約した時点の1日あたりの価格の30倍が上限です。返却遅延の請求額の上限は、予約した時点の1日あたりの価格の14倍です。

送金のタイミングを知っておく

貸す人が受け取るには、Stripeでの本人確認と受け取り口座の登録が必要です。この設定が完了していないと、出品を公開できません。また、単発レンタルの送金の手続きは、レンタル期間の終了日以降(終了日当日から)に、貸す人自身が「完了にする」を押したタイミングで行われます。自動ではないため、返却を確認したら忘れずに操作しましょう。送金先はStripeの貸す人のアカウントで、Stripeの状態などにより保留される場合があります。銀行口座への入金時期は、Stripeの設定によります。

Stripeの設定手順から完了操作までを詳しく見る(貸す人向けマニュアル)

税金についての注意

貸し出しで得た収入は、金額や状況によっては、確定申告などの手続きが必要になる場合があります。取り扱いは、お仕事の状況や収入の種類によって異なるため、詳しくは国税庁のウェブサイトや、最寄りの税務署、税理士などの専門家にご確認ください。

始めるまでのステップ

  1. 貸し出せそうなモノを選び、状態を確認して、写真を撮る
  2. 会員登録をして、決済の受け取り設定(Stripe)を済ませる
  3. 価格と説明を決めて、出品する
  4. 予約リクエストが届いたら、内容を確認して承認または拒否する
  5. 受け渡し、返却の確認のあと、「完了にする」を押して送金の手続きをする

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